1999年1月アーカイブ

つい最近思ったのだが金髪って伸びるとみっともないね。僕の頭の上には半径3センチぐらいの黒い島が浮かんでいます。これじゃ~、まるで「プリン」じゃん…。なんて、つっこんでも、頭はプッチンプリンのままである。しかもぜんぜんマズそうである。髪も長くなってうざいので切りたいんだよね。が~っ!髪が耳に入って感じちゃうってかんじだし…。そんなわけでこの髪をどうにかしようといろいろ考えたんだけど、僕のチョイスは基本的には以下の通りでみたいです。

1. 黒に染めて切る。
2. 違う色にして切る。
3. とりあえず、金髪と黒がまだらになってかっこよくなるように切る。

ってなわけで僕はチョイス3にしました。だって、これ以上髪染めたらハゲちゃうかもしれないという心配があったからである。まじにこの頃、抜け毛が凄いんだって…。ちょっと、髪染めたの後悔しているよ。父親見ても危ないし、なんか自分の髪の寿命を縮めちゃったかもしれないね。は~。(←ため息)だから、とりあえず、切るだけってことで美容院に行きました。性格上、下調べとかなんにもしないで本能的にアカデミーという美容院に入りました。30分ほど待って、アレックスという美容師さんに席の方に連れてかれました。

アレックス:「どんな髪型にしましょうか?」
ぼく: 「カッコいいやつ…。」
アレックス:「……………。」

アレックス、考える考える、僕の頭はピカソの絵かってかんじでいろいろ考えています。そんで、一言…。「君、日本人でしょ…。うちには日本人の子がいるからその子に切ってもらいなよ。その子の方が日本人の髪を知ってるからさ。」アレックス、結局なにしたらいいかわからずに日本人の子に責任転換…。よっぽど、僕の頭にあう髪の毛が見つからなかったのだろう。ふん、どーせ、もとが悪いですよ~っだ。

アレックスに見放された僕の前に現れたのは栃木からイギリスに修行に来ている女の子だった。その名も「あっちゃん」である。だって、名前は?って聞いたら「あっちゃんです。」とか言うのでわからないのだ…。でも、とても親切そうで好感度86%である。おまえは女に弱いだけだという可能性はかなり大であるが、それはOKです。第一印象なんてそんなもんです。とりあえず、また、かっこいいやつというと見放されそうなので、身近の写真を指差して「こんな感じでお願いします」。といいました。そしたらあっちゃん、にっこり笑って、

「お客さん、髪薄いですね~。それ無理ですよ。」

あっちゃん…。好感度、めちゃダウンである…2%ぐらいまで落ちちゃったよ。(当社比)さらにあっちゃん、追い討ちかけるように…、

「もう、染めるのやめましょうね。ハゲちゃいますよ。」

あっちゃん…。地雷踏みまくりである。(涙)それでは、客が逃げちゃうよ、あっちゃん。半分いじめだって…。傷心の僕など関係なくあっちゃんは突き進む。「お客さん、私に任せてください。短めのかっこいいやつやりましょうよ。」とにかく、自信ありげである。僕は気を取り直してあっちゃんにGOサインを出したのでした。

チョキチョキチョキチョキ…
チョキチョキチョキチョキ…

おいっ、ちょっと待てっ!あっちゃん、いきなり僕の前髪を1センチぐらいに切っちゃったよ。凄くドキドキである。ホントにみっともない髪型なんですよ。で、20分後、あっちゃん終わりました。

…………マジ………。

とにかく凄い髪型です。前髪1センチで残り長いのである…。目をつぶってから一瞬自分の髪を見るとまるで脳天から髪が生えてる感じである…。一言でいうと、

脳天から武田鉄也である。

これでわかった人はあまりいないと思うがすごいのである。切った本人、あっちゃんも笑っている…。おいっ!自分で切って笑うなよっ。こっちは泣きたいよ。近くにいたアレックスも笑いをこらえて、「とってもHIPだね。」といっている。HIPってなんだよ、おいっ。だれか、教えてくれよ。こんなことがあっていいの?そりゃ~、北朝鮮だってテボドン撃つって…ホント。フセインさん、あんだけ、ぼこぼこに攻撃されて、「われらが勝利した。」なんて言ってる場合じゃないよ。大変なんだって…。そんな感じでパニクっている僕に気付いたらしく。あっちゃんは一言、

「お客さん、金髪だから似合わないんですよ。」

あっちゃん…。絶対ちがうぞっ!金髪のせいじゃないって…。目を覚ませよ、あっちゃん。修行やりなおせって、あっちゃん。歯~磨けよって、それはドリフだって…。ちょっと寒いぞ、僕。でも、あっちゃん、悪いと思ったのか、「半額、私が出しますから、色入れましょう。私に任せてください。」って言いました。

おまえがハゲになるから染めるのはやめろって言ったやんけ~。

だが、そんなツッコミをしてる場合ではないのだ…。こうなれば、まな板の武田鉄也である。好きにするがよい。気分はもう無理やり洋服着せられてる犬状態である。もう、追いこまれている感じだよね。ひさしぶりだよ。こりゃ、まるで、誕生日だからって日本酒ジョッキで一気させられた時ぐらい追い詰められてるよ。でも、やな予感はしているのだ。この髪だってこの子の「私に任せてください。」の結果こうなったわけである。そんなことなど、関係なしに、あっちゃんはマイペースで人の髪に色を塗りたくっている。飛行機のコックピットのようなものに挟まれて30分。僕の髪に色がつきました…。

………ピンクやねん。しかも1センチ部分はオレンジっ!ツートンできたかっ!

やばいってマジに…。あっちゃん、大笑い…。アレックス、目が合ってしまったので…笑いこらえて「HIPだね。とても…。ふっ。」だから、HIPってなんじゃいっ!その最後の「ふっ」ってなんじゃい。教えてくれ、こんな事していいのかっ。ヤバすぎっ。いくら僕が芸人だって、これではまっちゃんがいきなり江頭3:50になった感じである。よくわからんが大混乱で僕の頭は織田裕二がラララ…って歌っている。しかも、その隣でMr.バーターが「パーティいかないかんねん。どっどっどっど…」なんてやってる始末。ラブ、サンバデ…じゃないって、勝手にパーティ行ってくれって、も~。教えてドクトル~by根岸慶である。

結局、お金払って寮に戻るとえみさんに遭遇。えみさん、腹抱えて笑ってます。ルームメイトのイグちゃんは「…変わってるね…」なんて言葉失ってるし…。しかも、道ですれ違った子どもに恐がられる始末。結局、さんざん笑われて1週間後に床屋さん行って全体的に短くしました。はっきり言って、現在、桜木○道、爆進中!ちなみにあだ名はもんちっちです。後、赤毛ザル。も~、勝手にするがよい。しかし、えみさんに、「あ、ついに髪の毛、紅葉なんだ…これから枯れ落ちるのね。」って言われたときには「上手い座布団三枚」って感じでした。ふんっ、男は髪じゃないって、ハートだよ、ハート。つい最近の口癖です。うるさいっ!

一言: 髪は長~い友達…。大切にしましょ…(涙)

スペシャルな食べ物

イギリスのご飯はまずいって言うのを聞いたことある人は多いと思うけど、それは本当です。(きっぱり)マジまずいって、ホント。だっていろんな人に「どこが美味しい?」とか聞いてもさ。大体の人は「う~ん、わかないな~。」とか、下手したら、平気で「マクドナルド」とか答えるからね。も~、とにかくすごいんだって。実際、マクドナルドだって、アメリカとかに比べたらまずいもんね。ちなみに日本のマックはめちゃくちゃおいしいと思うよ。てなところに僕はいるんだけどさ。まだ、イギリスのご飯はOKなのよ。どうにか食べられるよ。僕が料理したらこんなもんだろ~なって感じ。(よほどひどいという事である…。)でも、イギリス(僕の生息する)の「寮」のご飯は反則だって…。頻繁に「これ絶対無理だって…。」というようなもの遭遇することが多い。

寮のご飯は基本的には選択方式である。だいたいの献立がきまっていて、毎回3種類の選択がある。それは動物・魚系、ベジタリアン系、スペシャル系にわけられている訳です。大体どれを選んでも冒険ではあるが、僕は単に野菜が嫌いなのでベジタリアン系を選ぶことはすくない。で、肉魚系が一番セーフに見えるがこれも曲者である。たまに香料が入りすぎの「僕は線香食べてるわけじゃないんだぞ。」という感じのインドカレーなどに遭遇するからである。でも、その中でも一番測定不能なのがスペシャルである。献立にもスペシャルと書いてあるだけで一体なんなのかわからない。だが、自称チャレンジャーの僕としてはこのような好奇心をくすぐるような物体に惹かれ9割がた自爆するのである。ほんと~にまずいというか「なぜ、この組み合わせ?」って感じなんだよね。

たとえば、この前出てきた物体がよい例である。見た目はドリアっぽかったが、その物体の断面図をそのまま説明すると、カレー味のご飯(ナッツ入り)の上にパイナップルがのっていて更に上には目玉焼きが乗っている…。そしてとどめにクリームソースをかけてドリアのようにチーズで焼いて仕上げてちゃう訳です。言うまでもないが、めちゃくちゃまずい。人類が作れる最悪の食べ物TOP10に入れるだろう。(余裕で…)普通に考えてなぜこんな組み合わせになるん?これじゃ~まるで、「松ちゃんと常盤貴子が未だに付き合っているという事」ぐらい不愉快である。僕的にはカレー味のご飯(ナッツ入り)にパイナップルがのってる時点でアウトなので(それだけで真剣に吐きたい気分なのである。)その上に目玉焼きとかクリームソースなどがのってる物を食べるというのは、「50m走のスタートでいきなり転んでみんながゴールしてから走りだす」ような感じである。はっきりいって、「応援してくれるのはうれしいけど、もう無理だからやめていい?」って感じなのだ。

しかし、このような魅力的な食べ物は続々登場するわけである。ここのシェフの想像力は果てしなく壮大であり、できれば、「そのまま、4次元の世界で修行してきてね」という感じなのだ。まるで料理の鉄人顔負けというよりは、「負け」である。そんな、ある日、スペシャルがどのように作られるのかを発見してしまったのだ…。それは、その日のスペシャルを食べていたときに思いついたんだけどさ。その日のスペシャルはパイの中にソーセージと肉とベーコンとマッシュルームが入った物体だったんだけど、ある事に気が付いて献立見たんだよね。3日まえの肉系が肉のステーキで2日まえがベーコンのオレンジソースがけ(これもまずかった…)、で、昨日がソーセージで付属のマッシュがありました。…ってことはこのスペシャルっていうのは、「単にまずいだけじゃなくて、しかも古い」ってことだということを発見してしまったのである…。これこそ、「知らないほうが身のため」である。このスペシャルは残り物をただ集めて出している、いわば「犬のえさ」に限りなく近い物体だったのだ。

このショックを隠しきれず、ルームメイトに話したところ、「あ、知ってるよ。だから、みんな食べないんじゃん。」って簡単に言われちゃいました。わかってなかったのって僕だけらしいね。これから犬ってよんでくれていいよも~。え、ぶた?も~いいって好きにして。(まさやす@いじけモードである。)スペシャルって「特別」ってことだと思ってたんだけどね。たしかに特別だけど、そりゃ~ね~だろって感じだよね。まるで「ベスト盤のCD買ったら、実は全部カラオケでした。」って感じだよ、まったく。あ、で、つい最近は親の送ってくれたこんにゃくゼリーで生きてます。可愛そうだと思う方は自力で住所を調べて、差し入れよろしくお願いします。

一言: 「特別」はプラスの場合とマイナスな場合があるようです。ちなみにぶどう味が好きです。

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