1999年3月アーカイブ

本当に日本人?

今から書く事は僕の経験をもとにした偏見なのでよろしく。だから「おれは違うっ!」とか「裸の写真が見たいです。」などのメールは送らないで下さい。(いないって…。)あくまでも「僕」の経験ですので…。さて海外が長いと語学的に困る事があります。特に英語も日本語も中途半端(当社比)な僕や僕の知ってる帰国子女フレンズなどはたまにすごい発言をします。

基本的にバイリンガルというのは便利です。自分の好きなことを人前で平気でいえるからです。ちなみに今回とりあげる例はすべてジャメリカン(日本語と英語を話せる人)です。たとえば日本のファミレスで…。

A:「おい、隣のテーブルの子、すげ~かわいくない?」
B:「でも、一緒にいるの、めちゃくちゃブスじゃん。」
A:「たしかに足太いよな…。」

なんていう事をとなりに座っているのに怒鳴っても英語なら全然OKだからです。あ、ちなみに「僕」じゃないですよ。あくまで僕の友人の話です。(これ以上、敵作りたくないです。)そしてまた英語圏でも同じです。目の前にアメリカ人の女性が歩いてるのを見て「デカイ胸だな~。」と日本語で叫んでもなんのおとがめも受けません。英語だったら即、セクハラで法廷にいるでしょう。あ、くどいようですが、「僕」じゃありませんから…。勘違いしないでくださいね。こんなふうにバイリンガルというのはみなさんの知らないところで特をしているのです。しかしこういう特典になれてしまうと思いがけないところで大失敗をすることがあります。

典型的なところでは話している対象の相手が運悪く英語のわかる場合です。僕の友人は日本で階段を上っている女子高生に「うわ~、パンツ見えてるじゃん。」と英語で叫んだら中指を立てられたそうです。くれぐれも気をつけましょう。また英語と日本語の区別がつかなくなって大失敗する場合もあります。例えばアメリカにて…日本語で…。

A:「うわ~、あの人、絶対ゲイだよね…。」
B:「…おいっ!ゲイって言うな。そのまんまじゃんか~。」
(前を歩いているゲイカップルに振り向かれる…。)
A・B、ソッコーで逃げる…。

使用法を間違えて痛い目に会わないように気をつけてください。また、笑える話ですが、車のなかで英語にて話しています。

A:「Where we headin’ to?」(どこ行こうか?)
B:「Wait, your door is handoor… 」(ドア半ドアじゃない…?)
A:「…お前さ~。半ドアって日本語じゃん。」(日本語にスイッチ)
B:「…。」

はい、まるっきりアホですね。「handoor」って叫んでも誰もわかってはくれないでしょう。このほかにも「ウインカー」「ホッチキス」などは英語ではないので気をつけてください。間違えてキスされてもしりません。また帰国子女は語彙が少ないので自分で言葉を作り出したりするのが得意です。ある意味、コギャルに似ています。さらに帰国子女度(新語)が進むと自分専用の言語を作り出してしまいます。例えば…。

「ミ~はね~。ちょっとタイヤ~ドなの~。」
(わたしはすこし疲れています。)

なんて言い出したらかなり危険です。一般人は多分理解できないでしょう。もしかしたら、おそ松くんのイヤミファンなのかな?という反応をされてしまうかもしれません。「シェ~ざんす」って感じです。こうなってしまうと就職活動でもろ支障がでます。面接で「君、変わった日本語を話すね。なに弁」と聞かれた奴をしっています。まちがっても僕ではないので…。それでは近くに帰国子女がいる場合はちょっと観察してみることをお薦めします。それでは、し~ゆ~今度ね~。(また今度ね。)

一言: 近くで英語を話している日本人がいたらそれは100%やましい事でしょう。

寮生活は不便だよ。特に飯っ!まずいっ!あと時間が決まってるから最悪だよね。でも土曜日と日曜日の夜は寮のご飯が開いてないから自炊かどうにかするしかないわけですよ。ってなわけでこの前の日曜のことですたい。ちょっとリサーチに夢中になっていたらあっとゆうまに夜の8時です。スーパー閉まってるし、今からレストラン行くのも遠いし寒しで困ってしまいました…。「ぎゅるるるるる~。」ようしゃなくお腹は大暴れって訳で出前をとることにしました。

出前といってもピザですが…。偶然、「デカイピザ頼むとミディアムタダッ!」って宣伝を見つけたので、その宣伝につられて「ぱーふぇくとピザ」に電話をすることにしました…。「ルルルルル…。」すぐに電話はつながりました。そして頼もうと思っていろいろ聞きました。どんなトッピングがあるのかとか、宣伝しているセットがまだあるかとか…。

しかしっ!これが通じないのだ…まったく。僕のアメリカアクセントの米語では相手は理解できないのである…。そんでもって同じように店員の英語アクセントはくどくて僕には理解できないだ…。が~ん。いつもは相手が目の前にいるからどうにか理解できてたけど、電話となると相手の表情がないからここまでわからなくなるとは…。恐るべし、英語…。でも、めちゃ、うざいっ!でもピザ食べたい…。住所と電話番号と名前を相手に伝えるのに10分ぐらいかかってしまっている…。しかも僕はお腹すいているせいもあってめちゃヒステリック状態…。

どうにかピザのトッピングにまでありつきました。ここでも何言っても通じない…。僕はソーセージ、ベーコン、ひき肉、エキストラチーズ(野菜食えよ…)が欲しかったのに…相手はとぼけて「パイナップル?」とか言ってる始末…。「き~~~っ!」って感じではあったがここは我慢してお願いしました…。ふ~、どうにか二枚目のピザもたのんで…30分待ちました。そして遂にピザをゲット…。久しぶりにピザでこんなにうれしい思いをしたよ。ちゃんと2枚来たしね。正直いうと6枚とか来たらどうしようとか思ってたんで…。

もう、こん時には腹減りまくり、急いで箱を開けました…。が~ん。「やっぱり…」入っていたのは、マッシュルームとトマト…。(涙)二枚目はチーズのみ…。なんでやねん。なんでソーセージ、ベーコン、ひき肉、エキストラチーズがマッシュルームとトマトになるの定員さんの耳っていったいなんなんだろう…。どこが、「ぱ~ふぇくと・ピザ」なんでしょう…。それとも僕の発音が悪いのかな…。でも、もうどうでもいいや。とりあえず食べるぞ…。

それでも美味しく頂いて、今回のことをかんがえてみました。やっぱりイギリス英語はむずかしいね。そ~いえば、この前もサッカーストアの場所を聞いたときに。

「ば~か~ず・え~ぶんの隣にあるよ。」

といわれて困った事があった…。なんちゅう店なんだろうと思って行ってみれば、それは、「ベーカーズ・オーブン」であった…。だって、本当にそうやって聞こえるんだもん。本当に難しいよ。本物の英語ってさ…。でも貴族になるためにはがんばらなきゃ…。今日から僕はイギリス人。「せ~ゆ~。」←SEE YOUです。(笑)

もりたまのワンポイント英語講座っ!第一回(ってこれで終わりだろっ!)

イギリス人は「i」のことを「オイ」と発音するように思えます。あと、「c」は「k」だと思って発音するとあなたも貴族に近づけるよん♪

例題:
原文:I can’t speak English.
米語:アイ・キャント・スピーク・イングリッシュ。
英語:おい・かんと・すぺーく・えんぐれっしゅ。

となります。みんなできたかな?ちなみにこれで恥かいても僕は知りません。それでは、さよなら、さよなら、さよなら…。

一言: でも、純日本人には英語の方が聞きやすいみたいだよ。

35億円と自由

なぜか知らんが僕のともだちはよくコンサルティング系・会計監査系に就職が決まる。大学時代の友人もそうだし、ケンブリッジで知り合ったN君も今回コンサル系企業17社から内定をもらいどれに行こうか迷っている。昨日メールをくれた高校時代の友人もやっぱりコンサル系に進むようだ。メールを読んだあと、なんか懐かしくてコイツのところに電話してみた。彼の名はAくん。チャイニーズアメリカンで高校4年間を一緒にすごした仲間だ。高校を卒業後、スタンフォード大学で工学を専攻。現在はそのまま大学院で修士を取っている。六月には大学院を出て某一流コンサル企業に入社するらしい。

僕の友達のほとんどはいい意味で言えば金銭的な野心家が多い。悪く言えば一流イコール高収入と言った超現実主義者である。だから大体の奴らはコンサル行ってビジネススクールに派遣してもらってMBA(ビジネス修士)とったらさっさと違う会社にヘッドハントされるという人生設計図を持っている。年収2000万円とかでさ。でもこいつらはそれなりにすごい努力をする。将来、プールサイドでラップトップと携帯電話で仕事をし、美女をまわりにはべらすために「人生ないじゃん」って言うくらい努力する。僕も昔は同じように思っていた。一流コンサルタントになって年収3000万とかもらってバリバリかっこよく暮して大人の恋愛をたくさんする。まるで「課長(部長)島○作」である。(彼はコンサルじゃ~ないけどね。)

でも、僕は就職の道を選ばなかった。もちろん、大学院に入れなかった時のために就職活動はしたけどね。別に僕の友人を否定しているわけじゃないんだけど、なんかお金だけを追うことがむなしく感じたんだ。自分にほしいのはお金じゃないんだと思ったから…。どっちかというと自由な時間の方がお金よりも大切だと思ったんだ。だって人間、20代には20代でしか出来ない事とかあるじゃん。(合コンとか…笑)いくら将来楽しくても今を犠牲にしたくないと思った。だったら自分の時間が出来るだけ自由にもてる仕事がいいなと思ったんだ。夏休みがあって好きなことをやってお金がもらえる。…僕の答えは大学の先生でした。だから、僕は就職をせずに大学院進学を考えお金じゃなくて自由な時間を得るために努力しようと思った。僕の将来設計図は週二、三回、大学へ講義に行って後は奥さんと子供とごろごろ家で遊ぶ。そんでもって日本があきたら「よし、9月からフランスの大学が呼んでるから半年ぐらい遊びに行くかっ。」って感じで家族で世界を回れればいいかなって思ってます。僕は美女100人より自由な時間を一緒に遊んでくれる嫁さんでいいや。いや、マジでさ。

でも一流コンサル系に入るのは、スゲー事だと思うよ。日本は知らないけど特にアメリカなんてかなり倍率が高いらしいよ。それに面接がすごいらしいね。なんかプレッシャーに狂いそうになるとか言ってたよ。5、6人の重役に質問攻めにされるんだって二時間ぐらい…。それも「うちでどんな仕事がしたいの?」なんていう質問なんて一つもなくて聞かれるのが…。

「ね~、アメリカにプールっていくつあると思う?」

「…んなもん知るかっ!」って言いたくなんない?でも、別に会社の人は正しい答えを求めてないんだって。自分の知ってる知識を使ってどうやって相手を納得させられるかを見るらしいよ。だから、「0」って答えても問題はないんだって。もしその答えを証明できればさ。この質問に彼はかなり困ったらしいね。でも、アメリカの人口とか暑い地方の人口とか学校の数とかそんなのを使って答えをだしたらしいね。ホント、一休さんの世界だね。「このはしわたるべからず」って感じだよね。あと、笑えた質問は…。

「ね~、なんでこのスーツ青だと思う?」

この時点で僕はきっとキレてるね。「んなもんしるかっ!お前が選んできたんだろっ!」って感じです。でもこれを自分の瞬間的なヒラメキで相手を言いくるめる。まるで詐欺師要請試験みたいなもんだよね。だけど実際これを二時間も絶えたAくんはすごいよ。よっぽど頭の回転がはやいんだろ~ね。

でも彼のコンサル行きは不思議でした。だって、彼は研究者になりたいって大学の時は言っていたからさ。だから電話を切る間際に聞きました。

僕:「で、なんでお前(Aくん)コンサル行こうと思ったの?」
A:「あ、言ってなかったね。兄貴に勝つためだよ。」
僕:「兄貴ってT先輩だろ?」

Aくんの兄のTさんは僕の三年上の先輩でした。彼は高校卒業後、ハーバード大学に進学をしてその後、自分でネット系の会社を設立しました。

A:「このまえ、兄貴が会社を売ったんだよ。35億円で…。」
僕:「…。」
A:「だから俺もビジネスの知識を得て自分で会社作って兄貴を超えるつもり。」
僕:「そうか~、がんばれよ。」
A:「その時にはまさやす一緒に会社をつくらないか?」
僕:「えっ?…うん。考えておくよ。お兄さんによろしくな。」

なんか、アメリカンドリームな兄弟だよな…。しかも35億円ってなんだよ。26歳でそんなんもらってどうすんだろ…。うらやましいな~。でも、兄貴を超えるってAくんらしかった。きっと、彼なら出来るかもしれない。それにうれしかった、一緒に会社作ろうって言ってくれて…。でも、僕は「やろう」って即答できなかった。やっぱり、いくら貰えても自由な時間の方が大切だもん。それに僕はビジネスむいてないからさ。だって、日本で夏祭りのくじのバイトしてたんだけど、ハズレひいちゃう子供みてたらかわいそうでおまけしてもう一枚あげてたら一等賞すぐ取られちゃって大変だったしね。だめだめAくん、僕は君みたくすごくないから、ふらふら世界中回りながら自分勝手に生きるよ。それじゃ~、Aくん。がんばれよっ。

一言: あなたのスーツが青いのは、あなたが「青」と言ったからです。

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