応用力

今日、喉が乾いたので自動販売機にコーラを買いに行きました。イギリスの通貨はポンドっていいます。そんで細かいのはペンスといいます。ようするに1ポンド=100ペンスという事が言いたかったんだけど…。もしここで「わ~、なんかエッチ~。」とか思った方は下のボタンを押して戻っていいです。ちょっと恐いです。自動販売機は50ペンスでコーラが買えるのですが今日、ちょっと変わった人を自動販売機の前で目撃してしまいました。

彼は1ポンド50ペンスを持っていました。1ポンドコイン1枚に50ペンスコイン1枚です。彼は1ポンドコインを自販機に入れて50ペンスのドリンクを買おうとしました。しかしコインはそのまま返却口に落ちてきました。よく見ると「つり銭なし」のライトがついていました。彼は「ちぇ、友達の為に3本買わなきゃいけないのに…。」とつぶやいて1ポンドをポケットにしまい、50ペンスでコーラを1本買って去っていきました。それを見た僕は彼の異様な行動に唖然としていました…。

だっておかしいじゃん、この人…。はじめに50ペンスでコーラを買えば、つり銭が出来るから2本目は1ポンドで買えると思うんですけど…。それなのに彼は1ポンドは使えないものだと思いこんでしまい、結局1本しかコーラをGETできませんでした…。「応用力がたりんやっちゃな~。」僕は思いました。そしてその場ですこし考えたのでした。世の中には大まかに分けて3タイプの人間がいるんじゃないかなって。

1つは「運のいい人」です。このタイプの人は偶然50ペンスをはじめに自販機に入れるのでなにも苦しまずに3本飲み物をGETできる人です。もう1つは「応用力のある人」です。この人は1ポンドが使えないので50ペンスを先に使って上手いこと3本GETするタイプです。そして最後のタイプは僕が今日目撃した「応用力のない人」です。さてこの3タイプの中ではもちろん「応用力のある人」が1番賢いタイプだということは大体見当がつきますね。しかし「運のいい人」と「応用力のない人」ではどちらがいいでしょう?

僕は「応用力のない人」の方がまだ将来的に進歩できる人間だと思っています。なぜならば、このような人たちはちょっとした事から「応用力のある人」に進化できる可能性があるからです。何回も繰り返しているうちにそのうちひらめくかもしれません。「応用力のある人」の行動を見て気付くかもしれません。しかし、「運のいい人」は一生成長しないでしょう。目の前に問題があることすら気付いてないのだから…。その場はしのげてもいつか、デカイことで苦しむ可能性があるんじゃないのかな?

さて、そんな事を考えていたら余計喉が乾いちゃった。さっさとコーラ買って帰ろっと。僕は自販機にコインを入れました…。「し~ん…。」自販機動きません。しゃれになんないよ~。僕のコーラかえせよ~。金返せ~。そして気付いたのです。この世には3タイプじゃなくて4タイプの人間がいる事を…。それは、僕のように「ついてない人」みたいですね…。ゴーン…。

一言: あらら、応用力があっても運がないとダメみたいだね。

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このページは、森田 正康が1999年5月15日 22:38に書いたブログ記事です。

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